これからの敬成会のすがた

中期経営ビジョンにおける骨太の方針

  • 近代的な医療施設の拡充と人材育成(教育・研修)の充実
  • IT化の推進による質の向上
  • 地域文化への貢献

1. 近代的な医療施設の拡充

南棟と給食棟の改築

南棟は、昭和41年の開設時の由緒ある病棟です。近年病室等の手狭感やフットワーク不足から新規改築を実施します。

これからの精神科医療にふさわしい近代的な病院「こころの安全・安心」をイメージした病棟を目指します。

「食事」は、入院中の治療と合わせて健康管理に大切な要素です。衛生管理の徹底とともに患者さまのための栄養管理・栄養指導を含めた新しい給食棟の移築工事を実施します。

看護基準のアップ

病める人のため急性期医療から回復期まで順応できる看護体制を確立するため、人材確保に努めます。

そのため、積極的に新卒採用を目指すとともにスキルアップに努めます。

2. 人材育成(教育・研修)の充実

教育・研修の徹底と自ら学ぶ努力でスキルアップを

職員一人ひとりの持てる能力を発揮できる環境を整備するとともに、「自ら学ぶ努力」を尊重し援助いたします。

私たちの職場環境は私たちの英知と努力で改善しよう

日常の業務は、多種多様であります。それぞれ職種の違った職員同士で連携し知恵を出し合い、一人ひとりが問題意識を高め自ら改善するように努力します。

3. IT化の推進による質の向上

私たちが提供する医療サービスの質(安全性の向上)や業務効率の向上(働きやすい職場作りの推進)の為に、将来的に電子カルテやオーダリングの導入等による、IT化の推進を図ります。

4. 地域の文化資産への貢献

白根緑ケ丘病院は昭和41年の創設以降、45年の長きにわたり、この地で地域の精神科医療の核としての役割を担ってきました。その歴史を鑑みるとき、故佐野孝理事長の功績はもちろんのこと、地域住民をはじめ数々の識者・関係団体各位のご協力とご理解に支えられて、私たちの今があることを忘れてはなりません。

新基本方針にもある「地域の皆さまの心身ともに健全な生活への貢献」を果たす為、地域の文化資産への貢献『白根大凧合戦や月潟の角兵衛獅子への賛助』や先達のご功績の伝承『故佐野孝事績<資料室>の設立、平沢興記念館への援助(故佐野孝理事長の遺産)』、地域との交流の促進『コミュニティホールやギャラリーの設置』等、地域貢献に積極的に取り組んでまいります。