認知症について認知症診断・受診の際の注意点と診断の流れ
受診の際の注意点
診断するときの重要な目安となるため、現在の症状をしっかりと医師に伝えることが重要です。
次のような情報については、医師からよく質問される内容です。
大変参考になりますので、事前にしっかり確認しておいてください。
- 現在、どのような症状があり、困っているか?
- いつ頃から、どのようにして症状が出てきたか?
- 今までに、かかったことのある病気はなにか?
- 現在、治療を受けている病気はあるか?
- 現在、服薬している薬はあるか?
※分からない場合は、薬の包装ごとまたは処方内容が記載してある用紙またはおくすり手帳をお持ちください - 現在、本人・家族にとって大変だと思うことは何か?
認知症診断の流れ
1. 相談
当院にある、認知症疾患医療センター(025-372-4107)へご連絡ください。
または、病院代表電話(025-372-3105)へおかけください。
専門スタッフがご相談に応じます。
外来での診察が必要の場合、白根緑ケ丘病院の予約をおとりします。
2. 問診
ご本人の様子を、おうかがいします。
3. 検査
必要に応じて、認知症鑑別のための、各種検査を行います。
- 心理検査
“長谷川式簡易知能評価スケール”等を実施します - 画像検査(CT、MRI)
“VSRAD(ヴイエスラド)早期アルツハイマー型認知症支援システム”等を実施します
※VSRADについては、こちらのページをご覧ください。 - 血液検査、尿検査など
4. 診察
精神科医師が診察いたします。
5. 治療
診察・診断の結果に応じて、外来通院、入院治療または他の医療機関紹介となります。